Tsuyasei Kogyo Limited

Story

洋服の命である生地に色を施し最高の風合いを作る事が私たちの仕事です

洋服を買う際に、とてもいい風合い!とても可愛い色!
と思いを馳せながらショッピングを楽しんでいると思います。

私たちは、そのような新しい加工・色で生地に新しい生命を入れ込む企業です。
100人の社員で皆様に喜んで頂ける生地を常に開発し、環境に配慮した研究行っています。

SDGsへの取り組み

染色整理加工は、色や風合を付ける工程で多量の燃料や電力、水を用いる、エネルギー多消費型産業でもあります。

当社では、省エネルギーに対応する取り組みを行い、現有の設備を省エネルギー性能の高い設備に更新することやエネルギーの見える化の設備を導入することにより、工場の省エネルギー化を推進し、中長期的に燃料や電力の原単位を年平均1%以上低減していきます。

またその取り組みを評価して頂き一般財団法人省エネルギーセンターから名誉ある表彰を頂いています。

縮絨(しゅくじゅう)/調色

【繊絨】
未加工の生地は、油分や汚れが付いているので、それを洗い落とします。生地をもみ洗いすることで、生地にボリューム感を与える効果もあります。特にウールでは縮絨という繊維に水分、熱をかけて互いに絡ませ生地を緻密、地厚にする工程があり、ウール独特のふくらみ感、柔らかさはこの工程で決まります。
【調色】
実際の生地を染色する前には、お客様の指定色に合わせた染色データを作らなければなりません。20cm位の小片を試験染めして染色データを作る仕事で、一般的には「ビーカー」と呼ばれます。100種類を超える染料薬品の中(上の写真↑)から、生地の素材に合わせて最適な組み合わせを選択し、使用量を0.01gの単位で調整しながら色を合わせていきます。染色は実に繊細で理知的な世界といえます。

廃棄したいが出来ない生地の山

厳しい品質基準のために、販売できなくなった生地の山です。
もちろん使用できない程度の生地もありますが、その殆どはまだ使い道がある生地になります。

おそらく100反程度の生地の量になります。
運送会社で発送しますと大きな負担になりますので、このまま置いている状態になっています。

もしトラックを用意して頂き、持ち帰り可能な企業様がおられましたらご連絡の程お願い致します。

ハギレの山

この写真の大きな袋の中には、0.5M前後の様々な生地のハギレが入っています。
これは生地を染める工程などの前準備段階で、50Mの生地を繋ぎミシンで合わせる必要があります。
そのミシンで縫った箇所を、商品として販売するためにカットしなければならない事で発生するハギレになります。
このハギレは毎月毎月お金を払い処分しているのが現状です。
2022年2月にはKIZIARAIを通じて、このハギレをユシロ化学さまに提供させて頂きました。
ウエスとして再利用して頂けるとの事で、生地の有効活用ができたのでは??と思っています。
このハギレも提供可能ですので是非お問い合わせ下さい。
弊社はこのような取り組みも加速させて環境問題にも取り組んで行きたいと思っています。

Company Profile

会社名
艶清興業株式会社
創業
1920年
産地
尾州(Bishu)
担当者
大島 清司
専門

Movie

生地を染める染工所 艶清興業さんのなかなかお目に掛かれない現場の動画です

  • ビーカーは別注色を出す時には馴染みの深く欠かせないアイテムですね。 実際どのような工程を経て作られているのでしょうか?? 始めに登場されている可愛らしいお顔立ちの方は、大島社長です(^□^)

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