Usui Orimono co.,ltd.

Story

世界最高水準の撚糸技術

織物を生産する糸に施される撚糸とは、糸に500~1,000回/m程のねじり加え、糸の強度を上げて均一で扱いやすくする加工方法です。
丹後では通常の撚糸回転の数倍の約2,000~4,000回/mの強いねじりを加えた扱いづらい強撚糸を製造する事ができます。
撚り方の工夫、張力調整、密度の最適化が必要な「強撚糸を織る」ことは非常に難易度が高いとされますが、1,300年の歴史で育まれた丹後の職人は強撚糸を自在に操ります。
強撚糸の強力に縮む力を用いて、生地表面をあえて「荒らす」ことで作り出すボコボコとした凹凸(シボ)は、本来2次元的とされる織物を奥行きのある立体的な素材に変化させます。丹後独自の強撚糸という変化軸は、生地を3次元で表現する事を可能にし丹後にしかない世界最高水準の技術として注目されています。

強撚糸による縮みの探求

臼井織物では丹後産地で300年以上育まれてきた「撚糸技術」を用いた素材を開発しています。

従来のちりめん生地は精練時に一度20%~30%程度縮ませることでシボと呼ばれる細かな凹凸をつくるのに対して、臼井織物では「鶉織り」という古来の技法を改良することで約70%近く収縮する生地を開発し、極端にエッジの効いたシボをつくり出しました。

丹後のみならず、他のちりめん産地でも目を向けられることの少なかった強撚糸の「縮み」という特性を軸にした開発はこれまでの丹後ちりめんとは異なる新たな表情をつくり出します。

鶉織りの収縮力
https://www.youtube.com/watch?v=cU2LM07kdi0

丹後ちりめんと墨流しの伝統技術collaboration

平安時代から1300年続く伝統的な「墨流し」という染色方法で染め上げた鶉織り生地です。
墨流しは水盤に浮かべた墨を詩歌をしたためる和紙に写し取る宮中の遊びとして発展した技法で、水流を利用して染めるため一つとして同じ柄はできない愛着のある生地に仕上がります。

凹凸が強く通常のプリント方法では綺麗に染まらない鶉織りの生地でも、生地が水を吸い上げる力を利用した1300年の伝統染め技法を使うことで凹凸の内側まで綺麗に染めることができます。

墨流しと、丹後ちりめんのcollaborationは、次世代そして後世までのこるべき大切な日本技術の結晶です。
https://youtu.be/QtyaoAbtBKs

丹後ちりめんの更なる進化を求めて

広く和装生地として知られる丹後ちりめん。2020年に創業300年を迎えた丹後ちりめんの伝統技術を活用し、臼井織物ではインテリア・カーテンの用途を中心とした様々な新しい素材開発を追求しております。

写真の素材は、丹後ちりめんの精練前生機にインクジェットでプリントを施しレザーカットすることで、これまでの丹後ちりめんのイメージとは異なる新たな表情と質感をつくり出す取り組みです。

この他にも丹後ちりめんの特徴である強撚糸を活用した実験的な生地の開発を行っています。

Company Profile

Company Name
Usui Orimono co.,ltd.
Established
1952
Production area
丹後(Tango)
Postal Code
6292302
Address
京都府与謝野郡与謝野町字下山田503
Phone Number
0772424105
Name
臼井 勇人
hayato@usui-orimono.com
URL
Specialty
textile,plain textile/piece dyeing fabric,synthetic fiber ,japanese clothing/kimono,fashion accessories fabric,for apparel,interior fabric,material

New Arrival

  • AAY-2009

    Usui Orimono co.,ltd.

    Bamboo Yoryu Crepe

    Rayon/13%
    Polyester/87%

  • AAY-2008

    Usui Orimono co.,ltd.

    12 Uzura Crepe Light

    Polyester/100%

  • AAY-2006

    Usui Orimono co.,ltd.

    24 Uzura Crepe

    Polyester/100%

Recommend Texitile

  • Hard Crepe for Inkjet printing

    AAY-2007
    Polyester/100%
    1mからプリントが可能な素材。 通常のポリエステル生地ではインクジェットプリント時にインクの滲みを防止する為に糊付けが必要ですが、独自工法にて糊付け無しでインクの滲まない・発色の良い生地を開発しました。 しっかりと丈夫に仕上げた生地は、通常のプリント工程で必須の前処理(糊付け)を必要とせず生地に直接プリントし熱をかけて発色させる昇華転写処理(熱プレス)を行ってもシボが潰れず、プリント後の洗い(糊落とし)も必要無いため、超小ロットからのプリントが可能な素材です。 用尺の少ない鞄等のファッション小物や雑貨向けの素材として開発しました。 弊社にてプリント仕上げまでを行う場合とP下生地として販売する場合のどちらにも対応しています。
  • Asphalt Crepe

    AAY-1984
    Polyester/100%
    高く大きなシボ(凹凸)が特徴の鬼シボちりめんに変化を加え、ヨコ糸に用いる強撚糸の力のみを最大限利用すること荒々しいシボと硬さを追求した生地。 織り上がり時点で138cm巾の生地を90cm巾まで収縮させた高密度素材は、シボが凝縮することでアスファルトのような表情を生み出します。 特殊な加工なしで撚糸技術のみで類を見ない硬さと高い耐久性を有する生地です。
  • 12 Uzura Crepe

    AAY-1952
    Polyester/100%
    現在では用いられることがほぼ無い鶉(ウズラ)織りの技法を極端にアレンジした生地。 織り上げ時から約半分にまで縮めた巾で仕上げた素材は、通常のちりめん生地には見られない広く大きなシボがこれまでの丹後ちりめんの印象とは異なる表情を作り出します。 広いシボ(凹凸)が生み出す滑らかなドレープ性と、光の乱反射により深く濃い色合いが生まれます。 また、精錬方法に変化を加え、織り上げ時140cm幅の生機を約80cmにまで収縮させて高密度かつ高強度に仕上げた生地は耐久性にも優れ、独特の硬さと手触りを生み出しました。
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